扉材:フラット塗装扉
塗装:色見本合わせ 3分つや
ステンレスシンク:N760ZW(トヨウラ)
クォーツ天板:スノイーイビザ(サイルストーン)
食洗機:SMI46TS016(ボッシュ)
IHコンロ:VI 232 120(ガゲナウ)
高火力バーナー:VG 231 220 JP(ガゲナウ)
電気オーブン:既存品の再利用(AEG)
同時給排フード:SERL-EC-901(富士工業)
センサー水栓:KM6071ECHS(KVK)
浄水器:既存品の再利用(トリム)
マンションリノベーションに納品したオーダーキッチンです。
ご要望としては海外製食洗機を設置したい、コンロ下にビルトインされているAEGの電気オーブンをもう少し高い位置に変えたい、ガゲナウ調理機器を最新の機種に変更したいなどがあり、いろんなオーダーキッチンメーカーをみていただいたのですが、割高感があったため、ユーロキッチンズにお声かけいただきました。
もともとは斜め(床の見切り材で角度が分かると思います)が付いたL型キッチンに囲われたセミクローズキッチンでしたが、壁を全て取り壊し、開放感のあるⅡ型キッチンに生まれ変わりました。
廊下やリビング・ダイニングのフローリングはそのまま再利用して、キッチン内だけはフロアタイルを貼りました。アイランドキッチンをちょうど、見切り材に合わせてレイアウトしていますので、スッキリとした感じになっています。
アイランドは長さ209cmで奥行きは98cmです。背面側には1段引き出しと開き戸キャビネットが組み合わされた収納になっています。
壁側のキッチンは長さ138cmでちょうどダイニングとの境目まで伸ばしています。レンジフードの位置が変わらないように調理機器の場所も変えていません。
画像の正面は、もともと通路でしたが塞いでトールキャビネットをレイアウトしました。トールキャビネットのサイズは天井の梁に合わせて微調整しており、中段にはもともとコンロの下にあったAEG電気オーブンをビルトインしました。
壁を取り払った効果もあり、シンク側と調理機器側の通路幅は約90cm確保できました。
扉の色はお施主様が気に入っていた他社(○ッチーナ)のフィールグレーという色に合わせて塗装しました。とてもセンスの良い色が多く、参考にさせていただいております(汗)
また、デザイン上の特徴としてクォーツ天板の厚みを通常の4cmではなく、6cmの厚みに変更しており高級感が増しています。
クォーツ天板はサイルストーンのスノーイーイビザという石種をお選びいただきました。スポットで料理教室を行うこともあり、あえてシンクを端によせ、ダイニング側にワークスペースを取れるようにしました。
ステンレスシンクはトヨウラのN760ZWです。ユーロキッチンズでもよく使用しておりますが、幅76cmでコーナー15Rの標準的なデザインでコストパフォーマンスも高いです。
メイン水栓はKVKのセンサー水栓(KM6071ECHS)、浄水器はもともと付いていたトリムを移設しました。
食器洗浄機はボッシュの幅60cmタイプ(SMI46TS016)です。
調理機器はガゲナウのバリオ200の2口IHコンロとハイカロリーバーナーの組み合わせです。実は以前のキッチンも同じ組み合わせだったのですが、年季も入っており最新の機種に交換しました。前モデルと比べて、機能も良くなっているようでご満足頂いております。
レンジフードは富士工業の同時給排フード(SERL-EC-901)です。カウンターの色に合わせてホワイトをお選びいただきました。
また、吊戸棚の下にはお施主様がご用意されたグラスホルダーを取り付けています。
コンロ脇は幅30cmのボトルラック(調味料)用の2段引き出しです。多種多様の調味料をお持ちとの事で、上段の有効高さ約24cm、下段の有効高さ約34cmに設定しました。
背の低い調味料はコンロの反対側の2段目(有効高さ約14cm)に収納されています。
トールキャビネットには電気オーブン以外にも電子レンジや炊飯器など調理家電や食器類が収納されています。それぞれ使いやすい高さになるように調整しました。
電気オーブン上部には水平収納になっています。スイングアップに比べて高価になることや不具合がおきるリスクがあることで、ユーロキッチンズでは積極的にご提案することはありませんが、圧迫感が少なく使いやすいと思います。
シンク下の開き扉の裏には包丁差しではなく、お施主様がご用意したジョセフジョセフのスポンジラックが取り付けられています。
必要なときは取り外して、水切りラックに置けるので使い勝手が良いそうです。価格も手ごろで、ふきんも掛けられる優れものです。
また、お施主様がニトリで発見したキッチンツール&カトラリーボックスも優れものです。トヨウラ純正の水切りラックにピッタリはまり、背の高い菜ばしやおたまなども立てて置けます。
最近はいろいろ便利なツールが販売されていますので、私もキャッチアップしていかなければな~と反省しております(汗)