ミーレやガゲナウをビルトインした高級キッチンの仕様・デザインをリーズナブルに実現

【103】I型キッチン フラット塗装扉(緑)

【103】I型キッチン フラット塗装扉(緑)

扉材:MDF塗装扉(F35-70B)
ステンレスシンク:DANKE-S15R ブラス(トップヒル)
タッチ水栓:アディソン シャンペンブロンズ(デルタ)
セラミック天板:エドラ(デクトン)
クォーツ天板:オーシャンジャスパー(サイルストーン)
レンジフード:マヤ トープ(アリアフィーナ)
食洗機:G4920SCi(ミーレ)
IHコンロ:AHI326CA(AEG)
ガスコンロ:HG30100B-B(AEG)
電気オーブン:BPK842720M(AEG)

吹き抜け天井のある大空間にI型キッチンと大きなアイランドを組み合わせたオーダーキッチンを納品させていただきました。約450cmもある余白を贅沢に使った壁面にはセンスの良いタイルが貼られています。

壁側は長さ約450cmのI型キッチンが取り付けられており、左側にはガスコンロとIHコンロ、電気オーブンの調理機器がレイアウトされています。

右側に向かってシンク、そしてミーレ食洗機(G4920SCi)が並んでいます。さすがに450cmもあると、ワークスペースもゆったりと取れます。

通常であれば、これだけの長さがあれば、トールキャビネットを片側にレイアウトしたり、吊戸棚を並べてデザインするのですが、今回はお施主様の要望で、あえて何も取り付けずに余白を生み出しました。なかなか贅沢なレイアウトだと思います(笑)

キッチンの左側には冷蔵庫が格納されたパントリーが設けられており、普段は黒い引き戸にさえぎられて生活感が出ないようになっています。

アイランドは長さ241cmで奥行きは105cmとこちらもゆったりとしています。キッチン側には電子レンジや炊飯器などの調理機器なども収納されています。

ダイニング側はカウンターにして4人が座れるようになっています。ボリューム感を出すために、サイドパネルをいつもより太めの8cmにしたり、クォーツカウンターも少しだけ厚く(45mm)製作しています。搬入はとても大変でした(汗)

また、下部に脚を置ける台を設けることで長時間座っても足が疲れにくくなっています。(これはお施主様のアイデアです)

デルタのタッチ水栓はアディソンのシャンペンブロンズ、シンクも同じくブラス系のカラーステンレスシンク(DANKE-S15R)をお選びいただきました。カラーステンレスシンクは良く使用していますが、この色ははじめて採用しました。

天板はセラミック素材のデクトンでエドラという石種をお選びいただきました。西新宿のオゾンにあるショールームに何度も足を運んでいただいて、決めていただきました。少し凸凹としたコンクリートのようなテクスチャーや質感が面白い石種ですね。

アイランドの天板はサイルストーンのオーシャンジャスパーです。最近はこのように天板の素材や石種を使い分けるケースも増えてきたように感じます。

オーシャンジャスパーはいろんな色合いが絶妙に混ざっていてキラキラしているので、とても高級感のあって人気の石種です。現在計画中の案件でも使用する予定です。私の写真ではその良さがあまり伝わらないのが残念です。

食洗機はミーレのG4920SCiです。

レンジフードはアリアフィーナのマヤ、色は特注色のトープです。

IHコンロはAEGのAHI326CA、ガスコンロは同じくAEGのHG30100B-Bの組み合わせです。ガスとIHを併用する場合は、今回のAEGやガゲナウ、リンナイ等の機器をご提案する事が多いです。

電気オーブンもAEGのBPK842720Mです。本来であれば、アイレベルに設置した方が使い勝手は良いのですが、上述したように壁面のデザインを優先させたので、下部キャビネットにビルトインしています。

壁面のタイルは平田タイル製になります。とても面白いデザインで、マットな色合いも素敵なタイルでした。レンジフード下でうまく納まるように割りつけられています。

こちらもお施主様が中野坂上のショールームに何度も足を運び決めていただきました。

扉の色だけでは無く、レンジフードの色やシンクと水栓の色など、全体的に特徴のある色を選ばれていますが、全体的にとても調和がとれた空間になりました。床のタイルや天井の木目との相性もバッチリですね!

個人的には、特に壁面で2色のタイルを使い分けているところが気に入っています。そして、タイルがスポットライトで照らされているところも素敵です。

お施主様が夜の写真も送ってくれました!

家全体をお見せできないのですが、アイランドのペンダントライトや天井の梁など、見所満載な新居でした。

 
 
 

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