ミーレやガゲナウをビルトインした高級キッチンの仕様・デザインをリーズナブルに実現

【093】ペニンシュラキッチン フラット塗装扉(白)

【093】ペニンシュラキッチン フラット塗装扉(白)

マンションリフォームに納品させていただいたイタリアンモダンなオーダーキッチンです。まずは、お施主様に送っていただいた夜に撮影した画像を紹介いたします。(最新のアイフォンで撮影されたとの事ですが、とても素敵です)

全体イメージとしては白が基調のペニンシュラキッチン+背面収納のⅡ型レイアウトです。画像では分かりにくいかもしれませんが、ペニンシュラキッチンの長さは約275cmで奥行きは約100cmあり、ボリューム感のあるキッチンになっています。

背面収納は長さ167cmで床から天井までを収納できるトールキャビネットタイプになっています。また、冷蔵庫の上にもフラップタイプの収納を設置しています。

ご主人様が一番こだわったのはキッチン天板の柄です。

ユーロキッチンズの施工例の9割以上がクォーツ素材及びセラミック素材をキッチンカウンターに使用しており、取り扱いブランドもシーザーストーン、サイルストーン、デクトン、フィオレストーン、カルチャードクォーツなど多岐にわたります。

ご主人様は全てのショールームに何度も足を運んでいただき、時間をかけて吟味していただいた結果、シーザーストーンのカラカッタヌーヴォに決定しました。

カラカッタヌーヴォはシーザーストーンの中でも最上位にランクするプレミアムグレードで、今回はキッチン天板だけではなくサイドパネルにも使用し、その柄を存分に楽しめるようになっています。

お施主様が撮影していただいた最後の画像です。正面からの構図になるのですが、とても素敵な一枚です。次からは私が撮影した昼間の画像です。

こちらは、リフォーム前のビフォア画像です。マンションではよくあるタイプのクローズキッチンで、一部分だけがオープンになっております。中に設置されているキッチンは、コの字型レイアウトになってしまいた。

今回のリフォームでは、コンロ前と冷蔵庫の脇の壁以外の壁を取り壊しオープンにしました。そして、キッチンのレイアウトをペニンシュラキッチン+背面収納のⅡ型レイアウトに変更しました。

上述しましたが、ペニンシュラキッチンの大きさは長さ約275cm×奥行き約100cmになっており、以前囲まれていた壁よりも少しはみ出させました。

ダイニング側は開き戸タイプの収納キャビネットになっています。

こちらはお施主様のもう一つのこだわりポイントであるブラックステンレス色のデルタ製タッチ水栓(トリンシック)です。デルタ水栓をよく使用しているユーロキッチンズでも初めての色です。(そもそも、私は知らなくて、お施主様に教えていただきました(汗))

マットブラックのような黒さではなく、ちょうど良い感じになったとお施主様も喜んでいました。

ステンレスシンクはトヨウラのN760ZWです。15Rのちょうど良いスクエア形状でアクセサリーも豊富なので、ユーロキッチンズでもよくご提案しています。画像では水切りプレート、小さなバスケット、洗剤を入れるラックが組み合わされています。

シンク幅は約76cmと少し小さめではありますが、大型の食洗機がある場合は、特に問題はないと思います。逆にワークスペースが大きくなるというメリットもあります。

IHコンロはミーレのKM6115です。

レンジフードは既存の物を再利用しています。リフォームの場合、レンジフードやコンロ、水栓や食洗機など既存の機器を再利用することもあります。

コンロ前の壁もリフォーム前の位置で動かしませんでしたが、長さと奥行きは微調整しています。キッチンカウンターの奥行きが大きくなった分、壁厚みも大きくして電気コンセントを設置しました。

食洗機はミーレのG4920SCiステンレスです。

背面にはミーレの電気オーブン(H6461BP)がビルトインされています。標準的なグレードではなく、中位グレードをお選びいただきましたが、オーブン内にこびりついた汚れを熱分解して灰にしてしまう熱洗浄機能が選択のポイントだったそうです。

実際、キッチンリフォーム後、週に6回以上(毎日?)は電気オーブンを使っており、熱洗浄機能があって本当に良かったとおっしゃっていました。

背面収納には、他に電子レンジや炊飯器、トースター、ケトル等が見えないように収納されています。(扉を上部に跳ね上げるスイングアップ、手前に引くフラップダウンを組み合わせました)

シンクキャビネットの片側にはゴミ箱用引き出しになっています。臭いがこもらないようにふたが付いています。もう片側は開き戸になっており、扉の裏には包丁差しが取り付けられています。

基本的にはハンドルレス(J型ハンドル)ですが、シンクキャビネットだけはステンレス製のバーハンドルをタオルバー代りに取り付けています。なお、今回の面材はホワイト(N-95)の鏡面塗装仕上げになっております。

画像ではなかなか伝わらないのですが、カラカッタヌーヴォの柄は『実物の方がぜんぜん良いね!』と大変喜んでいただけました。良かったです。

 
 
 

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