一戸建てのキッチンリフォームで納品した石目柄のオーダーキッチンです。今回はカウンターの柄やオーダーで製作したステンレスシンク、水栓にこだわったオーダーキッチンとなりました。壁付けのI型キッチンは長さ440cmもあります。
右端には幅90cmのトールキャビネットをレイアウトしました。
主にパントリーとして活用するために、長めの扉にしています。下段は大きなものを収納しやすくするために、床とそのまま繋げています。
扉はアイカ工業のメラミン(JI-800K)、ハンドルレス(J型)になってします。リクシルのリシェルの影響もあり、このようなグレー石目調のデザインが人気です。
写真では分かりにくいのですが、シンクの裏側にも幅75cmのトールキャビネットがレイアウトされており、主に食器棚として利用します。正面にはベランダに続く勝手口、シンクの前には大きな出窓があり、とても明るいキッチンです。
こちらはオーダーで製作したステンレスシンクになります。幅が90cmで深さが23cmと一般的なシンクよりも一回り大きいサイズで、コーナーは20Rでデザインと清掃性のちょうど良い角度にしています。素材はSUS304の1.0mm厚、バイブレーションで仕上げました。
水栓は三栄水栓(SUTTO)のK8731JVです。弊社では2例目ですが、とてもインパクトのある水栓です。海外ブランドの同じようなデザインの水栓が10万円オーバーになりますが、この水栓は4万円でお釣りが来ますので、コストパフォーマンスは高いですね。
よく、掃除が大変では??と敬遠されてしまいますが、お施主様に伺ったところ、そんなことは無くて、大変気に入っているという事です。
シンクキャビネットのフィックス部分にステンレスバーハンドルを取り付け、タオルバーとして使用します。収納部はオープンにして、ゴミ箱などを置けるスペースにしました。
カウンターはセラミック素材であるデクトンのトゥリリウムという石種をお選びいただきました。今回は珍しくバックガードを取り付けています。バックガードとはキッチンパネル側にある高さ5cmくらいの立ち上がりです。出窓の高さに合うように調整しました。
食洗機はミーレの25周年記念モデル(G4920SCi)です。
扉や天板などの全体の雰囲気に合わせて、黒系のIHコンロとレンジフードを選ばれました。IHコンロはパナソニックのKZ-G32AK、レンジフードは富士工業のADR-3A-9017のブラックです。