扉材:メラミン扉(アイカ)
色:TK-6306K&TJ-18004K
人工大理石シンク:iCB780(ABC商会)
クォーツ天板:シュガーロック(フィオレストーン)
食洗機:SPI4HDS006(ボッシュ)
IHコンロ:KZ-AN37S(パナソニック)
レンジフード:SERL-EC-901(富士工業)
水栓:タリスS(ハンスグローエ)
増築リノベーションに納品させていただいたオーダーキッチンです。取り除くことが出来ない壁や柱をうまくデザインしながら、黒やグレー、木目をうまく組み合わせた素敵な空間になりました。お施主様はもちろんですが、ご両親の助けもいただきながら、無事、完了することが出来ました。
ライトアップされるときっと素敵でしょうね~とお話をしたところ、お施主様より夜に撮影した画像をお送りいただきましたので、使わせていただきます(笑)空間のボリューム感やライティングの良さが分かる写真ですね。
キッチンレイアウトはペニンシュラキッチンと背面カップボードの組み合わせになります。ペニンシュラキッチンは長さが249cmで奥行きはシンク前が98cm、コンロ前には取れない壁がありますので65cmになります。
背面のカップボードも同じく249cmで奥行きは65cmです。吊戸棚の奥行きは通常は37.5cmなのですが、今回はお施主様のご要望で少し大きめの43cmになっています。通路幅はゆったり110cm確保しました。
吊戸棚の高さは82cmで天板から吊戸棚までは55cmの高さに設定しました。壁面に張られたサブウェイタイルもセンスが良いですね。
コンロの反対側は建築工事でクローゼットになっており、オープンになっているカウンター部分は170cmです。
シンク脇のサイドパネルは天板と同じクォーツ素材で製作しています。高級感のあるデザインですが、うまく天板を割り付けが出来れば、意外にリーズナブルに実現できます。(とは言っても、ドア材のパネルよりも高額になりますが)
メラミン扉はアイカのTK-6306Kという品番です。シンク下はオープンにしてゴミ箱を置くスペースにしました。シンク前幕板にはお施主様がタオルバーを取り付けられました。
カップボードはウォルナット系の縦木目柄(TJ-18004K)をお選びいただきました。このキッチンとカップボードの色の組み合わせは、選択肢として白やグレー系もあり、お施主様も相当悩まれた部分ではあります。
黒と木目の組み合わせになったときは、ちょっと反対した記憶もありますが、結果的にとても良い組み合わせでした。私の意見もあてになりませんね(汗)
クォーツ天板はフィオレーストーンのシュガーロック、水栓はハンスグローエのタリスS、人口大理石シンクはABC商会のiCB780を組み合わせました。シュガーロックは弊社に見積を依頼された段階で既にお施主様の方で選ばれていました。
今は人工大理石シンクとクォーツの組み合わせであれば、接合部をシームレスにすることが出来ます。幅45cmの食洗機はボッシュのSPI4HDS006です。
レンジフードは富士工業のSERL-EC-901です。色をシルバーや黒という選択肢もありましたが、キッチンパネルとの組み合わせも考慮してホワイトに決まりました。なお、キッチンパネルは磁石が使えるマグボードをお選びいただきました。
IHコンロはパナソニックの幅75cmタイプ(KZ-AN37S)です。コンロの右側で天板を分割しているのですが、ほとんど分かりません。