扉材:メラミン扉(アイカ)
色:JC-512K(木目)
シンク:N800CSS VB(トヨウラ)
天板:エクスカヴァ(シーザーストーン)
食洗機:DI 264 400(ガゲナウ)
IHコンロ:KZ-YG57S(パナソニック)
フード:サイドフェデリカ(アリアフィーナ)
浄水栓:F904HU(三菱クリンスイ)
お施主様が建築関係の方だった事もあり、デザインやレイアウトだけではなく、仕様も指定していただきましたので、弊社ではそれを形にするだけだったような気がします(汗)
このように完成写真を見てみると、キッチンはもちろんですが、床材や壁の色、室内ドア、照明までもしっかりとデザインされており、流石だな~と感心してしまいます。
レイアウトはペニンシュラキッチンと背面にカップボードを組み合わせています。ただし、冷蔵庫はリビング・ダイニングから見えないように裏側に設置場所が設けられており、スッキリとした空間になっています。
長さは約258cmで奥行きは98cmと標準的なサイズになっており、調理機器とシンク、食洗機など全ての機器が組み込まれています。
背面カップボードは長さはキッチンと同じ約258cmで奥行きは45cmになっています。天井高さは240cmで吊戸棚の高さは70cmに設定し、天板との間にタイルが貼られています。また、画像では見えにくいのですが、奥側には造作したワークデスクがカップボードと繋がっております。
今回のオーダーキッチンのポイントとしては、ペニンシュラキッチンとカップボード共に天板を浮かすタイプ(厚み30mm)にしている事と脚元の巾木部分の色を変えて、いつもより引っ込めたフロートデザインを採用している事です。
どちらもユーロキッチンズの施工事例としては少ないのですが、とても素敵なキッチンになりました。
もうひとつの特徴としては、キッチンカウンターにシーザーストーンのエクスカヴァを採用したところです。知らない人はピンとこないかもしれませんが、いくつかあるクォーツブランドの中でも最高クラスの価格ランクの石種になります。ですので、搬入時はいつも以上に緊張しました(汗)
模様はもちろんですが、艶の感じや触り心地などは他の石種とは違う感じがしますし、何といっても扉の木目の色やキッチンパネルともピッタリ合っていました。
ステンレスシンクはトヨウラのハンドメイドシンクです。幅80cmでコーナー部分は10R、仕上げはバイブレーションになります。浄水器は三菱クリンスイのF904HUを組み合わせました。
食洗機はガゲナウの幅45cmタイプ(DI 264 400)です。
いつものようにキッチンと同じ扉材を取り付けています。
調理機器はパナソニック製のIHクッキングヒーターとアリアフィーナのサイドフェデリカ(ステンレス)の組み合わせです。