ミーレやガゲナウをビルトインした高級キッチンの仕様・デザインをリーズナブルに実現

【106】アイランドキッチン メラミン扉(石目)

【106】アイランドキッチン メラミン扉(石目)

扉材:アイカ工業 TJ-10237K
ステンレスシンク:N760ZW(トヨウラ)
センサー水栓:ナビッシュ JF-NA411S-JW(リクシル)
クォーツ天板:カルカッタ・ゴールド(サイルストーン)
食洗機:G4920SCi(ミーレ)
電気オーブン:H7264B(ミーレ)
電気オーブン(レンジ付き):H7440BM(ミーレ)
レンジフード:センターフェデリカ(アリアフィーナ)
ガスコンロ:デリシア(リンナイ)
壁タイル:べナード カラカタ(アドヴァン)

新築住宅に納品させていただいたモダンデザインのオーダーキッチンです。ゆったりとしたキッチン空間にアイランドキッチンとバックセットを組み合わせました。

アイランドのサイドパネルを天板と同じクォーツで囲ったデザインが大きな特徴です。また、新しく発売されたミーレG7000シリーズの電気オーブンを初めてビルトインしました。先代よりも黒味が多く、とても高級感があります。

ミーレ食洗機は120周年記念モデルが終売のタイミングで先行注文し、お施主様宅に保管しました。今はすべても機種が入手できなくなっておりますので、早く元通りになっていただきたいです。

アイランドは長さ278cmで奥行きは88cmで、ガスコンロ、シンク、食洗機がビルトインされています。これくらいの大きさがあれば、基本的な作業はすべて賄えそうです。

壁側のバックセットは約290cmのカウンター部分とミーレの電気オーブンを上下に2ヶ組み込まれたトールキャビネット、そして冷蔵庫を設置するスペースが組み合わされ、合計で442cmになります。

カウンター部分はオーブン側の1ヶを除いて、幅60cmの引き出しを並べてデザインされています。また、高さ90cmの吊戸棚も引き出しに合わせて幅60cmで統一されています。

吊戸棚とトールキャビネットの間にはドア材と同じメラミンで製作した飾り棚を2段取り付けています。画像では分かりませんが、壁側に彫り込みを入れて、上向きの間接照明が入っています。

通路幅は100cmとゆったりと確保されており、冷蔵庫側は引き戸で仕切られたパントリーがレイアウトされています。冷蔵庫とパントリーが近く、家事がしやすそうです。

パントリーの反対側には大きな掃き出し窓が設けられ、とても明るいキッチンスペースになっています。

サイルストーン(クォーツ)で製作したサイドパネルです。どうしてもコストアップになってしまいますが、その分、高級感もアップします。

光があたって見づらいのですが、大きな流れ模様が入っています。ユーロキッチンズではサイドパネルはイモ付けという取り付け方法を採用しますが、継ぎ目もほとんど目立ちません。

シンクはトヨウラのN760ZWという幅76cmで15Rのスクエアシンク、水栓はリクシルのセンサー水栓ナビッシュ(浄水器付き)をお選びいただきました。ステンレスの排水蓋はアマゾンで1,000円くらいで購入したものです。

食洗機はミーレG4920SCi(120周年記念モデル)になります。

天板はサイルストーンのカルカッタゴールドをお選びいただきました。艶のある白地jにうっすらと流れ模様が入っている上品な石種です。

ガスコンロはリンナイのデリシア(幅60cm)、レンジフードはアリアフィーナのセンターフェデリカです。

ミーレ製の電気オーブンを上下に並べました。

下段は容量の大きいドライオーブン(H7264B)を設置し、

上段は電子レンジ機能が付いた電気オーブン(H7440BM)になっています。

幅30cmのボトルラックです。

コンロ下は2段の引き出しです。

食洗機にはいつものようにドア材を取り付けています。

シンク下は左側半分は開き戸で、右側半分には蓋付きで26Lサイズのゴミ箱が2ヶビルトインされています。(正確には引き出しにゴミ箱が乗っている)

出し入れがしやすく、使用するスペースの割にはゴミ箱の容量が多いため(26L×2=56L)、良くご提案しています。

幅30cmの3段引き出しです。

サイドパネルがクォーツ素材で家具調コンセントが取り付けられないため、シンク前幕板に家具調コンセントを取り付けています。扉の色に合わせて黒にしました。

アイランドの背面側は開き戸収納になっています。有効奥行きは約18cm程度しかありませんが、意外にいろんなものを収納出来て便利です。

バックセットの幅60cmの3段引き出しです。

幅60cmで高さが90cmの吊戸棚です。箱部分を5cm小さくする事により、手元灯を見えにくくしたり、扉に手を掛けて開け閉めできるようになります。

冷蔵庫上の吊戸棚です。扉と箱部分の長さを変えることにより、冷蔵庫上の放熱スペースを確保しながら、冷蔵庫と吊戸棚の隙間が小さくする事ができ、見た目が良くなります。

 
 
 

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