マンションのリビング・ダイニング・キッチンをメインにしたリフォーム(リノベーション)にイタリアンモダンキッチンを納品させていただきました。
弊社ではリフォーム業務は請け負っておりませんが、本案件は弊社より信頼できるリフォーム会社(かつリーズナブル)をM様に紹介し、連携しながら進めさせていただきました。M様にも喜んでいただけましたし、弊社としてもお互いに勝手がわかっているので、とてもやりやすい現場になりました(笑)
リフォーム前の画像です。マンションの間取りで一般的なオープンタイプのペニンシュラキッチンでしたが、大幅にレイアウトを変更し、ダイニングスペースも全てキッチンスペースとしてレイアウトしました。
リフォーム後の画像になります。一部、パイプスペースは残ってしまいましたが、壁側のI型キッチンには調理機器と電気オーブンが設置され、アイランドにはシンクがレイアウトしました。また、壁側には冷蔵庫スペースとトールキャビネットを設け、多くの収納量を確保しました。
かなり贅沢なレイアウトですが(笑)、ボリューム感がありながらも、ゆとりのあるスッキリとした空間になったと思います。控え目な色使いも良かったのだと思います。
壁側のI型キッチンは全長約340cmでカウンター部分がパイプスペースを挟んで275cm、電気オーブンをビルトインしたトールキャビネットが65cmあります。
アイランドは長さ200cmで奥行きが90cmの大きさで、シンクと食洗機が設置されています。
アイランドのダイニング側は観音開きの収納キャビネットになっていますが、扉を通常よりも長くしています。
扉を開けるとこんな感じです。
脇には冷蔵庫スペースと幅90cmのトールキャビネットが2本、合計180cmの収納をレイアウトしました。ちょうど冷蔵庫が隠れるカタチになっています。また、通路幅は約90cmです。
扉はモダンなフラットデザインでハンドルが無いタイプ(J型)です。5分つやのホワイトで塗装しました。
シンクはカラーステンレスシンクでCOMO-S15Rという15Rのスクエアシンクです。水栓は三菱クリンスイの浄水器兼用グローエモデル(F914ZC)になります。グローエの水栓に浄水器が付いているにもかかわらず、リーズナブルでデザインも良いので定番商品となっています。
天板はカルチャードクォーツのジェントルホワイトという石種です。
食洗機はミーレ25周年記念モデルG4920SCiです。
G6620SCiの廉価版ではありますが、通常で使用するには十分すぎるスペックです。
近年、ますます海外のフロントオープン食洗機を導入されるお客様が増えていますが、やはり一番人気なのはミーレの食洗機です。ユーロキッチンズでも良く採用させて頂いております。また、豊富な製品ラインナップもミーレの大きな魅力のひとつです。
調理機器はガゲナウのハイカロリーバーナー(VG 231 234JP)と2口IHコンロ(VI 230 134)の組み合わせです。料理にこだわりたい方には、とてもお勧めの組み合わせです。
レンジフードは富士工業のADR-3A-9017です。脇のパイプスペースを利用してダクトを繋げました。
トールキャビネットにはミーレの電気オーブン(H6260B)をビルトインしました。上部に電子レンジ用のスイングアップを組み合わせるために、引き出し1段分だけ低くしました。
脇には炊飯器用のフラップダウン扉(スライド付き)キャビネットを、
フラップダウンの下部は引き出しになっています。
幅30cmのボトルラックです。
幅75cmのコンロキャビネットは2段引き出しに小型の調味料入れの付属しています。
パイプスペースの薄型の開き扉キャビネットは背板が無く点検口として使えるようになっていますが、普段はまな板やキッチンペーパーホルダーの収納に活躍しているという事です。
ダクトを通すために下がり天井になっていますが、
このように吊戸棚の中を通すことで、
正面から見たときに綺麗に見えます。
シンクキャビネットはごみ箱を置くために床とフラットになっていますが、なるべく見えない方が良いという事で扉を付けました。
冷蔵庫脇のトールキャビネットは下段は3段引き出しで中段と上段は観音開きの収納キャビネットになっています。キッチン用品以外にもいろんな生活雑貨を収納することができます。
M様より引っ越し後の写真を送っていただきました!とても同じ場所で撮影したとは思えないほどです。いつか撮影方法をおしえてもらおうかと考えています(泣)