扉材:メラミン扉(アイカ)
色:K-6201KN、K-6204KN
ステンレスシンク:N760ZW(トヨウラ)
セラミック天板:エンツォ(デクトン)
食洗機:G 7104 Sci(ミーレ)
電気オーブン:H 7440 BM(ミーレ)
IHコンロ:CI 262 115(ガゲナウ)
レンジフード:サイドフェデリカ(アリアフィーナ)
水栓:エメライン(デルタ)
冷蔵庫:リープヘル(施主支給)
ダイニングテーブル:オーダーメイド
マンションリノベーションに納品させていただいたオーダーキッチンです。全体的なレイアウトや照明や家具なども含めた色使いは、まるで海外のようなインテリア空間になりました。
ペニンシュラキッチンは長さ約260cmで奥行きは104cmです。背面側はコンロ側は収納にしていますが、シンク側はスツールが置けるようにカウンターにしています。天板の厚みは少し薄めの3cmにして、スッキリとしたデザインにしました。
キッチンと同じセラミック天板を使用したダイニングテーブルは長さ200cm×奥行き90cm×高さ71cmで製作しました。こちらも天板厚みを2.5cm、脚の太さを5cmとスッキリとしたデザインになるようにしています。また、スチール製のテーブル脚はキッチン扉材の色に合わせて焼付け塗装(マット)しています。
ダイニングチェアはお施主様が家具屋さんでお選びいただいたものですが、背面の色もうまく合わせていただき、ダイニングキッチン全体の色合いがうまくコーディネートされました。
壁面には壁全体を利用したバックセットを設置しました。総長さは約473cmで奥行きは63cmです。左側からガラス扉とガラス棚板を使ったトールキャビネット、吊戸棚を組み合わせたカウンター部、そしてリープヘルの冷蔵庫を組み込んだトールキャビネット部分で構成されています。
カウンター部の長さは約216cmで奥行きは63cm、吊戸棚の高さは60cmで奥行きは43cmです。天板と壁面にはキッチンと同じセラミックを使用しており、天板厚みはキッチンよりも少し薄く2cmに設定しました。
天井の高さは221cmとそんなに高くは無かったので、壁面部分と吊戸棚の高さとのバランスに気をつけてデザインしました。
リープヘルの冷蔵庫を壁とトールキャビネットで囲うようにしています。なお、壁面のデクトンにコンセントをつけないようにするために、電気オーブン脇のサイドパネルに家具調コンセントを取り付けています。(画像では分かりにくいですが)
バックセットとキッチンの通路幅は約92cmです。ペニンシュラキッチンの背面側にも壁があり、そのスペースとのバランスで決定しました。
扉の色はキッチン側はメラミンのK-6204KN、バックセットの色はメラミンのK-6201KN(ガラス扉の扉のみ塗装仕上げ)で使い分けました。
今回、扉の色を白系のK-6201KNとグレージュ系のK-6204KNの2色で使い分けることは、当初よりお施主様のご要望としてあったのですが、どのように使い分けるか?については、相当悩みました。
そこでインスタグラムなどでレイアウトや色合いが似ているキッチン画像を探しては、一緒に検討しました。ほとんど海外のキッチンでしたが、たとえば以下のような画像です。
特に使い分けの場所については、バックセットの上下で分けるか?吊戸棚とそれ以外で分けるか?など、いくつかのパターンがありましたが、最終的には、バックセットの中ではでは使い分けはせずに、シンプルにバックセットとキッチンで色を分けることしました。
結果として、お施主様にもとても喜んでいただけたので、ほっとひと安心です。
ステンレスシンクはトヨウラのN760ZW(幅76cm)、水栓はデルタのエメライン(シャンペンブロンズ)を組み合わせました。
セラミック天板はデクトンのエンツォです。
レンジフードはアリアフィーナのサイドフェデリカで色は特注色のトープをお選びいただきました。元々はステンレス色だったのですが、お施主様のご希望でトープに変更になりました。実は私としては、リープヘルの冷蔵庫と合わせてステンレスで良いのではと考えていたのですが、トープの方が合っていますね(汗)
IHコンロはガゲナウのCI 262 115(幅60cm)です。
食洗機はミーレのG 7104 Sci(ステンレス)です。
シンク前幕板には家具調コンセントを2ヶ取り付けました。
ディスポーザーを取り付けたので、引き出しを加工しています。
電気オーブンはミーレのH 7440 BM(レンジ機能付き)をお選びいただきました。
リープヘルの冷蔵庫です。存在感がスゴイです!