海外のキッチンでは冷蔵庫をキャビネット内におしゃれにビルトインされているものが多いですね。本記事では、弊社で取り組んだ事例を紹介したいと思います。
脇をトールキャビネット、上部をウォールキャビネットで囲まれております。両脇は約40mm、上部は約15mm程度のスペースしかありません。
奥行きについては、フレンチドアがしっかり開くために、ドア厚み分(約80mm)+ハンドル分がキャビネット面から出ております。(中に入れることも可能ですが、そうするとドアを完全に開くと、隣のキャビネットに干渉してしまいます。)
ちょっと引いてみた画像です。
上部の吊戸棚との間が狭すぎるのも問題があるので、今回は吊戸棚にひと工夫しました。(実は大工さんにアイデアを出してもらったのですが)
扉が閉まっていると分からないのですが、
扉を開けると、箱と扉の長さが違うのが分かります。この様にしておけば、将来、冷蔵庫の高さが変わっても、扉の交換だけで済みます。(本物件の場合は、隣のフィックスパネルの交換も必要ですが)
色違いのアイランドを中心に三方向にレイアウトされたキッチンは、とても日本とは思えません。
お施主様が選ばれたタイルも大理石柄のクォーツ天板(シーザーストーンのコスモポリタンホワイト)とよく合っていますね。