今日は新築の輸入住宅に設置したヨーロピアンクラシックなオーダーキッチンをご紹介します。框デザインの扉は人気のホワイト系ではなく、濃い目のチョコレートブラウンの鏡面塗装で仕上がっています。
L型キッチンにアイランド、そして幅が3500mmもあるカップボードの組み合わせです。カップボードの一部は天井まであるトールキャビネットになっており、多くの食器類が収納されます。奥の扉の向こうはパントリー（食品庫）になっています。
天板のクォーツエンジニアリングストーンはシーザーストーンのココアファッジという濃いブラウン系で少し石目模様がはいっています。
シンクはカラーステンレスシンク（ベージュ）を採用しました。水栓はTOTO製になります。壁に貼られたベージュの大理石タイルは、とてもよく合っていますね。
レンジフード、ガスコンロ、ビルトインガスオーブンは、N様には強いこだわりが無いので、低価格でメンテナンスが容易な国産メーカーを使用しました。レンジフードは国内シェアナンバーワンのレンジフード専業メーカー富士工業のデザインブランド「アリアフィーナ」「アリエッタ」から選びました。ブラウンとステンレスの組み合わせも素敵ですよね。
N様は昔から輸入住宅に住まわれており、海外では定番のディスポーザーを設置しております。生ごみを排水口に入れて、水を流しながら電源を入れれば、ごみを粉砕しそのまま流れてしまいます。シンクキャビネットの底面は水に強いステンレスが貼られています。
アンティーク塗装のアルダーのフローリングもいい雰囲気です。アイランドのサイドのパネルにも扉材と同じように框のデザインが施されており、とても高級感が出ます。
アイランドカウンターは3段引き出しとゴミ箱設置用のオープンスペースに。扉付きのゴミ箱用キャビネットもあるのですが、あえてオープンに。大き目のゴミ箱でも設置でき、出しやすく、捨てやすいので、見えない場所であれば、お勧めできます。（価格も抑えられますしね）
まだ、置かれていませんが、写真左側には天井まであるサイドパネルを取り付けてあり、手前には冷蔵庫が置かれる予定です。
