今回は、栃木県鹿沼市の新築住宅に設置したアメリカンカントリーなオーダーキッチンをご紹介します。天井の感じを見て、何となく気付かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、何とログハウスの一角にカントリーキッチンを設置しました。(ユーロキッチンズ初です!)
ご夫婦ともログハウスがお好きなのですが、奥様はアメリカンカントリー、特にカリフォルニアのデザインスタイルをご要望と言う事で、キッチンの周りだけ壁を区切ってタイルを貼り、少し雰囲気の違う空間を作りました。
濃いグレーのタイル目地や照明器具、置かれている雑貨など、とても雰囲気が出て素敵な空間に仕上がりました。斜めに置かれているキッチンカウンターはログハウスメーカーさんにオーダーで作ってもらったアイアン製で、雰囲気にピッタリですね。
キャビネットは、無垢オーク製の框扉にホワイトにペイントしたものです。ハンドルはブラックのアイアン製のリーフハンドルを選びました。大きさは、275cm×230cmL型と一般的なL型キッチンよりも一回り大きなサイズになっています。
奥様のもうひとつのこだわりポイントは、AEG(アーエーゲー)の4口IHコンロ(HK764400PB)です。業界初のクッキングゾーンにとらわれないIHクッキングヒーターで、どこでも自由に使えるのが大きな特徴です。
アメリカンデザインの中にスタイリッシュな調理家電を組み込んでも、うまく溶け込んでいます。
真っ白なクォーツストーンのキッチン天板にはシーザーストーン(caesarstone)のオーガニックホワイト、真っ白なカラーステンレスシンク(COMO-C8)、そして、デルタのアディソン(9192-DST)とユーロキッチンズ定番の組み合わせです。
デザイン性、機能性、そしてコストパフォーマンスに優れた素材・パーツです。水栓もとても使いやすいと、奥様にお褒め頂きました。
レンジフードは、アリエッタのベッタ(BETF-901)を選びました。ステンレス製のフードと黒のIHコンロの天板で、少しスタイリッシュな味付けです。壁のタイルはレンジフードまでではなく、天井まで貼り上げました。
今回はログハウスと言う事で、天井の下がりなどを考えて、レンジフードや吊戸棚と天井との間にスペースを設けております。
正面のシンクキャビネットの左側には、パナソニックの食器洗浄機(NP-45MD6W)が組み込まれています。キッチンと同じ框扉を取り付けていますので、デザインを損なう事もありません。
オーダーメイドのアイアン製カウンターはキャスター付きで簡単に動かす事ができます。来客があったりして、少しだけ動かしたいときなどに重宝すると言うことです。
冷蔵庫、シンク、IHコンロ、アイランドカウンターがトライアングルに配置されており、非常に効率的な家事導線になっていると思います。
このシンク前の壁の照明付近の感じが、とてもカリフォルニアっぽい雰囲気でおしゃれな感じです。(もちろん、私ではなく、お施主様のセンスによって作られた空間です。)