今回は、中古住宅のリノベーションで設置したアメリカンカントリースタイルのオーダーキッチンを紹介します。写真右側に写っている食器棚と同じようなデザイン・色合いのキッチンを探されて弊社に声を掛けていただきました。木種はオークで既存の食器棚に合わせたステインで塗装しました。
リフォームのため、レイアウトの選択肢はあまり無かったのですが、使いやすくて人気のⅡ型キッチンになりました。奥には収納たっぷりのパントリー(食品庫)に続くドアがあります。ダイニング側には、建築工事で制作された腰壁&カウンターが設置されて、手元が隠れるようになっています。写真では分かりにくいのですが、白いレンガタイルが貼られており、とってもおしゃれですよね。
人工大理石とステンレスシンク、TOTOの水栓の組み合わせ。こだわりもそれほど強くありませんでしたし、ダイニングからは、あまり見えないところなので、レンジフード、ガスコンロ、食器洗浄機も国内メーカーを選びました。
後ろのカップボードは中段がカウンターになっているスタイルです。家電収納キャビネットを組み込み、炊飯器がダイニングから見えないようにしました。
アーチの框デザインの吊戸棚です。1本あたりの幅が600mmで扉一枚あたりの幅が300mmになり、O様が「細く見えるかな?」と心配されていましたが、ちょうど良いバランスになっています。吊戸棚上部にはクラウンというモールディングを廻して、よりアメリカンな雰囲気になりました。