今回は、新築住宅に設置したフレンチカントリーなオーダーキッチンを紹介します。框付きの扉にブルーグレーのマットな塗装が施されていて、とてもかわいい雰囲気になりました。窓や勝手口だけではなく、天井にはトップライトが設置されて、一日中陽光が差し込んでいます。
独立したキッチンスペースには、L型キッチン+アイランド+食器棚の組み合わせ。アイランドを中心にグルグルと回れるので、大人数で調理をしても邪魔になりません。写真右奥には勝手口とパントリー(食品庫)が近接されていて、収納力があるキッチンになっています。
食器棚は中段をカウンターにしていろいろ物を置いたり、飾れるスペースになります。吊戸棚はガラス扉にして、中の食器をあえて見せるようにしています。
色や柄が豊富なメラミン樹脂の天板にイエローのカラーステンレスシンクを組み合わせました。水栓はアメリカの高級水ブランドであるデルタを選びました。水栓のどの部分を触っても、水を出すことができるタッチ式の水栓です。
IHコンロとビルトイン電気オーブンはエレクトロラックス製(輸入品)になります。海外のIHコンロは魚焼きグリルが無いので、デザイン的にもスッキリしますよね。
レンジフードはヤマゼンという日本のメーカーの製品です。扉材に合わせてブルーを選びました。(現在は廃盤になっています。)形もかわいい感じですね。コンロ前のタイルは、いつも頭を悩ませるのですが、今回はイギリスの輸入タイルを使いました。青と黄色は相性が良い組み合わせですし、タイル柄もうまくデザインされています。