今日は、陶芸で有名な栃木県益子町の輸入住宅に設置させていただいたフレンチカントリーなオーダーキッチンをご紹介します。
ご主人様の仕事の関係で、アメリカでの暮らしていたM様は、アメリカで使っていたキッチンのデザインや余裕のあるレイアウトが忘れられずにお問い合わせを頂きました。
こだわりポイントとしては、
・余裕のあるゆったりとしたコの字型レイアウトでアイランドを設置したい。
・無垢の扉で淡いグリーンでマットペイントしたい。
などがありました。
新築の間取りが決定する前からご相談いただいていたため、キッチンのイメージに合わせて間取りを決めることができました。また、事前にキッチンの予算を把握することができたので、後で困ることもなかったようです。
収納力が落ちるコノ字型レイアウトではなく、L型のキッチンにカウンター付きのカップボードを組み合わせました。写真右奥のスペースには建築工事でパントリー（食品庫）を組み込み、デザインを崩さないように収納力を増やしました。
扉材はメープルの無垢材に、ちょっとくすんだモスグリーンをペイントしています。あえて、モールディングなどの派手な装飾を省いたり、同系色のタイルを使い、とてもふんわりとしたおしゃれな雰囲気になっています。（写真が暗くて分かりにくいのですが・・・スイマセン！）
アイランドのカウンターは、20cmほど出っ張らせて椅子を置けるようにし、ちょっとコーヒーを飲んだりできます。アイランドを中心にグルグルと回れる回遊性がありますので、とても家事がしやすいと言っていました。
カウンターは大人気のクォーツエンジニアリングストーン（シーザーストーンのアイスキャップ）、シンクはカラーステンレスシンクを採用しました。どちらもデザイン性も高いですし、傷にも強く耐久性に優れていますので、とてもお勧めです。
水栓はドイツのグローエを選びましたが、レンジフード、IHコンロ、ビルトイン電気オーブンは、M様自身に、強いこだわりが無いため、低価格でメンテナンスが容易な国産メーカーを選びました。また、画像はありませんが、シンク下には、M様がアメリカでも使用していたディスポーザーが設置されています。
